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2008.06.24 暗闇ウロウロ
日が暮れようとしていた午後7時前。
コタツ脇にいたうーちゃんが
ぽてぽてぽて…と歩いて玄関の上がり框の前で行き倒れた。

見れば
首をみょ~ん、と扉のほうに向けて
いかにも
「お外に行きたかったです~」という風情。

…はいはいはい、かしこまりました。
抱っこで行きましょうね。

本当は家の中でぬくぬくしていて欲しかった。
何故ならば今日は
またしても酷いピーになってしまい、オマケにお水も飲めないので
輸液の量をいつもより増やしていたのだ。
風もかなり冷たくなったこんな時間にお外にいては
普通に考えたら余計に身体を冷やしてしまう…。

けれど
ほぼ一日中しんどそうに寝ていたうーちゃんが
やっと「オイラのやりたいコト」を見つけたのだ。
出来るだけうーちゃんの思うようにさせてあげたい。

…というワケで薄暮のお散歩タイム。
うーちゃんはいきなりご機嫌さまで
おぼつかない足取りながらもあっちへウロウロこっちへウロウロ。

これ以上は冷えそう、と思うとレスキューし
うーちゃんを抱っこしたままウ○コ座りを続ける介護人(^^;)
だって
地面に近いほうがうーちゃんが嬉しそうにしているのだもの。
足が痺れておっとっと…になるけれど
うーちゃんの嬉しそうなお顔には代えられない。

ちょこっとウロウロしては抱っこでキョロキョロ…
そんな事を繰り返しているうちにあたりはすっかり真っ暗になっていた。

にぎやかな程の虫の声。
ゴォーッという音に空を見上げれば、着陸態勢に入った飛行機の灯火。
暗闇に浮かび上がる真っ白なうーちゃんのシルエットと
腕に感じる確かなぬくもり。

何だか全てが愛しくて…
うーちゃんと一緒に聞く全ての音が
うーちゃんと一緒に見る全ての光景が愛しくて。


今、確かにうーちゃんはここにいる。
21年の時を経て色々な事が変わってしまったけれど
うーちゃんはこうして、ここにいてくれる。

これ以上何を望むか、へっぽこ介護人。
足元でピョンと跳ねた小さな虫に
そう笑われているような気がした。







撮影可能だったのはここまで(^^;)



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