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2008.03.21
お猫さまには第三の目がある。
大切なもの、本当に見たいものだけが見える特別な目が。


だから
ゆうたろうちゃんには見えていた。

大好きなママとお散歩した
桜並木の風景が。

自分を見守る
あたたかくて優しいママのお顔が。

そして
ふたりの間の
直径∞の太くて強い、輝くような絆が。



ゆうたろうちゃんは凄いんだ。
毎日上手に歯磨きが出来たんだ!

ゆうたろうちゃんは凄いんだ。
二十歳を超えてCRE2.0を叩き出した事があったんだ!

ゆうたろうちゃんは凄いんだ。
毎日カリカリを30グラム以上もモリモリ食べていたんだ!

それから、それから…。


…やめておこう。

ゆうたろうちゃんを想う時
言葉など多くの意味を持たないのだ。

ただ
ただ、ゆうたろうちゃんのお顔を見て欲しい。
愛され続けた最高の笑顔を見て欲しい。

そして
その視線の先の
大好きなママとの輝くような絆に思いを馳せて欲しい。






糸編に半分と書いて、キズナと読む。

kaori編にゆうたろうと書いて…
「エイエンノキズナ」と読む。



大好き。
ゆうたろうちゃん、今でも大好き。
これからもずっと、ずーっと大好き。



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2008.03.14 名操舵手誕生
瀬戸内海を望む風光明媚なF山市。
そこにある、とある有名店「M工房」が
この長い長いお話の舞台でございます。


ある夏の日
朝顔の蔓を踏みしめて、その仔はふらりとやって来ました。
淡いミルクティー色の大きな茶トラの男のコ。
どうやら
工房のパートタイマーに雇ってもらうつもりのようでした。

心優しいおかみさんは
すぐにその仔と友達になりました。
しばらくは「通い」だったその仔は
その後、おかみさんの面接試験をクリアして
見事に住み込みの従業員へと昇格したのでございます。

そしておかみさんから素敵な名前も貰いました。
「とらっち」。
もう、フーテンのとらちゃんではありません。
彼には苗字と…そして家族が出来たのです。
M工房の看板猫さまの誕生でございます!


とらっち用にあつらえられたハウス。
その入り口に小さな傘が括り付けられている写真を見て
何人のお猫さま馬鹿隊が
「ああ、良かったね良かったね」と
モニターの向こうで目を細めて見守っていた事でしょう。

見る者の心を捉えて放さない
とらっちはそんな不思議な魅力のあるお猫さまでございました…。


いくつもの仕事を掛け持ちし
夜なべになる事もたびたびだったおかみさん。
そんなおかみさんに
誰もいなくなった工房の中でじっと寄り添うとらっちは
きっと…
誰よりも心強いおかみさんの相棒だったに違いありません。



そんな優しい時間がいつまでも続くと
おかみさんもお猫さま馬鹿隊一同も信じて疑っておりませんでした。

けれどとらっちは
突然…
来た時と同じようにふらりといってしまったのです。
新しい就職先を探しに
ふらりと…逝ってしまったのです。

おかみさんの嘆きはいかばかりだったでしょうか…。
お猫さま馬鹿隊も信じられない思いで泣きました。
いえ
今でも信じられない思いでいっぱいなのでございます。



2006年
春まだ浅い、ある日の事でございます。
しばらくは謎だったとらっちの再就職先
ついにそれが明かされる日がやってまいりました。

誰もが「あっ!」と驚いたその就職先は…「船」でございました。
しかもそれは
知る人ぞ知る「レインボー号」だったのです。

頑張った魂が虹の橋へ旅立つ時
必ずお迎えに来てくれるというレインボー号。
キャプテンである王様いっちゃんさんのたってのリクエストで
とらっちは「操舵手」として大抜擢されていたのです!

M工房の名看板猫さまから伝説の船の名操舵手へ。
とらっちの華麗なる転身でございました…。



080314rainbow.jpg

                     葛西のご隠居さま画「虹の橋号」



ずいぶん長い間
工房の自動ドアが開いた時に
とらっちを探す癖が抜けなかったおかみさん。
あるはずのない姿を探している事に気付いて
泣き笑いでその視線をそっと落としたのだそうでございます。
「ああ、とらっちは永久就職したんだっけ」と…。

とらっち。
貴方はどれだけ愛されたお猫さまなのでしょう。



我々お猫さま馬鹿隊は…こう思うのでございます。
誰もいないのに自動ドアが開く時
それは
休暇中のとらっちがおかみさんに会いに来ている時なのだと。


「ワシゃ、ここで見守っておるけん。しっかりのう」

そんな
とらっちの声が聞こえるような気がするのでございます…。



小さな姫がやって来た
マ行の家族にやって来た

パパはまーちゃん
ママはみーちゃん
だから
姫は、当然むーちゃん

いえいえ
ホントの意味は「夢」
マ行の家族にやって来た
大きな夢がやって来た



小さな姫の愛しい時間
長い長い愛しい時間
ママとしっかり繋いだお手て
いつしか大きな輪になった

ひとつのお手ては小さなお手て
みんなで繋げば大きなお手て
みんなで繋げば怖くない(笑)
みんなで繋げば…あたたかい



小さな姫の大きな記録
2006年5月のはじめ

地上にて
引き止め部隊 300万人
天上にて
バリケード部隊 300万にゃん

みんなで繋いだお手ての輪
いつしか涙の湖に
ほとりに手向けた一輪の花
祈りよ届け
姫に届け



小さな姫の小粋な仕事
跡継ぎ姫を派遣した

パパはまーちゃん
ママはみーちゃん
アタシはむーちゃん
だからあの仔はめいちゃんよ。

いえいえ
ホントの意味は「命」
マ行の家族にやって来た
大きな命がやって来た



さあ
まみむめ一家の結成だ
しっかり繋いだ4つのお手て
足並み揃えて再出発!



まみむめ一家の大行進
まっすぐ迷わず歩いて行くよ
みあげる空には 貴女の笑顔


まみむめ一家の大行進
むねを張って歩いて行くよ
めざすゴールに 貴女の笑顔


まみむめ一家の大行進
夢は消えない
命は続く



まみむめ一家の大行進


今から始まる 大行進




070503a.jpg


                       mooちゃんとmoomamaに捧ぐ
2006.04.29 花言葉
…ああ、寒いわ…
それにとってもお腹がすいた…。
アタシいったい、どうしちゃったのかしら
身体にちっとも力が入らないの。

…ああ、寒いわ…
どうしてアタシ、ひとりぼっちなの?
とっても寂しいわ、悲しいわ…。

誰か…
どうかアタシを助けてちょうだい、お願いよ。



…はじめまして。
アナタはだあれ?
アタシを…抱っこしてくれるの?

ああ、優しい腕…。
アタシ、ここのおうちの仔になってもいいの?
アナタをママって呼んでもいいの?


…菊ちゃん…?
それが今度のアタシの名前なの?
わあ、素敵な名前をありがとう、嬉しいな。

じゃあ
先輩達にもご報告しなくっちゃ。
やっぱり、はじめにボスにお知らせしてくるわ。

「姐さん、アタシ、菊っていう名前をもらいました。
 どうぞよろしくお願いします」

「良かったわね、菊。
 これでアンタも本当にウチの仔よ。
 アタシのことは、おりんって呼ぶといいわ」

「…あ、ありがとう、おりん…姐さん…」



ママはいつも忙しそうね。
アタシ、何かママのお役にたちたいな。
何かお手伝い出来ること、ないかしら。
えーと、そうだ!
自慢の大きな声で
先輩達がお外から帰って来たのをママに知らせるわ!

ママー、ワタリ兄ちゃん帰ってきたー!ママー、ママー!

えへっ、褒めてもらっちゃった♪
菊、とっても嬉しいですぅ~。



…ああ、あったかいわ…。
ママがミルクを飲ませてくれたから
お腹だってホコホコよ。

それにね
アタシはもう、寂しくなんかないんだもの。
ママや、たくさんたくさんのきょうだいに囲まれて…。



…身体の力が抜けていくわ。
でも
ちっとも怖くなんかないわ。
こんなに愛してくれたママの腕の中なんだもの。
幸せだわ、アタシ、とても幸せだわ…。


ママ、
おりん姐さんが迎えに来てくれたみたいなの。
もういかなくちゃ。

たくさんたくさん
たくさん愛してくれてありがとう。
ママの仔にしてくれてありがとう。


またね、ママ。
いつか、また、きっとね。




「菊」
キク科 耐寒性多年草
花言葉 真実の愛
2006.04.05 凛として
うーちゃんを助けてくださった偉大なる王様のおうちの掲示板を
コソコソと覗き見するようになって間もないある日…。

「腎不全から生還した奇跡のお猫様、りんりんちゃん」の話題で
盛り上がっていたことがあった。

「見てきたよー」
「うん、私も見てきた!」

そんな書き込みが相次ぐ中
介護人はまたしても、ネットの海で遭難していた。
そう…当時の介護人は
「りんりんちゃん」のおうちを探し出し
お邪魔させていただく程の技術などない
悲しいパソコン音痴であったのだ…。

けれど
介護人だって腎不全と闘うお猫様の下僕のひとり、
何とかしてりんりんちゃんのおうちに辿り着きたい~(T_T)


そんな介護人に優しい女神様が微笑みかけてくださり
りんりんちゃんのおうちの扉が見えた時には
本当に、本当に、ほんとーーーーっに、嬉しかった。

ああ。
何て綺麗なサビ猫様。
ちょっとだけと似てるかな…。
そんな事を言ったら畏れ多いかな…。

りんりんちゃん。
目に力、それもとても美しい力を持ったお猫様。
知性と
それから、レディに対してこんな事を思うのは失礼かもしれないけれど
しなやかな野性を感じるお猫様。

たくさんのお猫様家族の頂点に君臨し
後輩猫様達に常に一目置かれる存在でありながら
ママにだけ見せる甘えん坊さんな姿といったら!

ママのお歌に
絶妙のタイミングで合いの手を入れるお猫様になど
介護人はいまだかつて、お目にかかった事がない。
これを見た時の介護人は思わず大声で叫んでしまった、
「あっぱれ~!」と。


腎不全以外にも
難しい病気と闘い続けたりんりんちゃん。

「ミラクルおりんちゃん」と誰もが呼ぶその陰で
どれほどの壮絶な闘いがあったことだろう。
いつも明るく、ユーモアを忘れないママが
どれだけの涙を流していたことだろう。


今ならわかる。
りんりんちゃんの頑張りは「奇跡」などではなかったのだ。

りんりんちゃんがママを想う気持ち
そして、それ以上に、ママがりんりんちゃんを想う気持ち。
たくさん、たくさんの真実(まこと)が
奇跡と呼ばれる「必然」を作り出したのだ…。


春まだ浅い北の地の
凛と張りつめた空気の如く
気高く美しいりんりんちゃん。

どうか忘れないでください。

貴女の頑張りを
貴女の生きた証を
貴女と、貴女の大好きなママの真の絆を
目標にし、励みにし、いつまでも心に刻むたくさんの仲間がいる事を。

りんりんちゃん
私は…
心の底から、貴女と貴女のママを尊敬し、誇りに思います。


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